アノオト

2014.05.26

アナログ+デジタル、京都発バンド「tricot」のユニークな新曲ARプロモ

セカイカメラが出てきたときは大いに盛り上がったものですが、あれからはや数年、技術の革新は目覚ましいもので、すでにAR技術はかなり一般化して、珍しいものじゃなくなってきました。

出始めのころはQRコード等を使うケースが多かったですが、最近では、画像解析で、直接物体を認識させてしまうのが主流です。また、3Dのオブジェクトにも手軽に対応できるようになりました

そんな中で、音楽の世界でもこれは! と思うようなAR事例をご紹介します。

アジアツアーを成功させ、いま日本のみならず海外でも人気急上昇中のバンドtricot

プログレか? と思わせるような変拍子で構成される、独特なアクロバティックなサウンド。

同時に淡さと力強さを使い分けるボーカルが特徴です。

彼女らの新曲プロモーションはなんと「ティッシュ配り」。

もちろん、ただのティッシュではありません。ポケットティッシュの外面はカセットテープのデザインになっていて、専用のARアプリを起動したスマホをかざすと、デザインされた絵が、スマホ画面上で動きだし、新曲が流れるという仕組み。

TH400_001

 

tricotのメンバーも参加し、大阪、渋谷の街頭でティッシュを配りました。

「なにこれ!すごい!」

と、ティッシュをもらって、アプリをかざしたファンは、驚きの表情。スマホから流れる、できたてほやほやの新曲に耳を傾けていました。

ファンの中には、カセットテープを実際に使ったことの無い世代も多く、とても新鮮に映ったようです。この技術、私自身が代表を務めている、バイラルワークスのお仕事の一つ。音楽を通じて、アナログとデジタルを融合させる、個性派バンドのとてもユニークな戦略(このアイディアの実現には私自身が代表を務めている、バイラルワークスもお手伝いさせていただきました)。

ちなみにtricot、5月25日に開催された高松でのライブを皮切りに、ほぼワンマンのツアーを実施するとのこと。

あなたの街にもやってくるかも! この機に足を運んでみては!

tricotオフィシャルサイト

 

AR技術についてのお問い合わせはこちら。
株式会社バイラルワークス

 

この記事をかいた人: 早川大地

アーティスト、音楽プロデューサーとして東京エスムジカ、Sweet Vacation等で活動。スイミー/Every Little Thing、Sunshine Girl/中島愛など、作曲家としてもヒット曲を持つ。近年は音楽アプリ、音楽レッスンサービスmuty、など新メディアと音楽の関わるコンテンツに力を入れている。ライフハッカー[日本版]編集委員。大学等レクチャー・TV雑誌などメディア出演多数。