アノオト

2014.09.04

ミニマムな野外フェスができる、ボトルライクな防水Bluetoothスピーカー「UE BOOM」

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ジリッ…ジリッと牛・豚・鶏が焼ける前に肌が焼けてしまう夏も終わり、屋外BBQにぴったりな秋がやってきました。かれこれ10年、毎年のようにコンロを外に持ち出して肉肉野菜肉野菜なイベントを開いてきているのですが、毎回装備品として気にしているのがアンプ&スピーカーです。いや、肉にはタレや塩、そして酒のほかにも音が重要なんです。だってパーティーですからBBQって。

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コンパクトなスピーカーはもともと低域の再生品質が低く、反射する壁のない屋外では想像以上に音が痩せて、シャカシャカしたサウンドになりがち。イコライザーで中高域を下げてバランスをとろうとすると明瞭感が下がるだけだし、低域を上げると音が割れる。ちょうどよく、気持ちのいいバランスが望めないモデルが多々ありました。

UE BOOM」は違います。500mlのペットボトルサイズながら適度な低域の密度感がGOOD。重低音まで再生可能レンジを伸ばしたものではなく、ベースやバスドラムがキレよく鳴らせる帯域から上を中心軸としたことで、クリアさと重さのバランスに秀でたサウンドにまとまっています。

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1ボディで360度に音波を発せるのが「UE BOOM」のポイント。バッフル面に正対していなくても、開放感のあるサウンドが耳にはいってきます。モノラル(2台用意すればステレオ再生も可能)ゆえに音場感は平面的。それでも屋外で清く正しいダイナミック感が味わえるというのはうれしいもの。

パワーは合計18W。ぶっちゃけ、室内では最大ボリュームにできません。隣の部屋から苦情がくること確実な音量で、お気に入りのトラックを再生できます。再生時間はフル充電の状態から15時間。これだけのバッテリー容量があるなら、スマートフォンなどの外部機器のポータブルバッテリーとして使える機能があったら! という欲が出てくるぐらい、タフ。

タープがあるとはいえ、万が一のことを考えたらスピーカーも防水ないしは防滴性能がほしい。「UE BOOM」はIPX4という、雨程度の水量ならどの角度から水を浴びても大丈夫です。

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幅は69.1mm。大きなボリュームボタンのあるラバーパネルのぶん厚みがありますが、基本的には500mlのペットボトルと同じ直径です。ゆえに自転車のボトルホルダーに入れると隙間が生まれちゃう。ポタリング、サイクリングで楽しむならサイズ調整可能なボトルホルダーを使うか、幅広の輪ゴムを巻くことでサイズを調整しましょう。

お値段が実勢価格で約1万8000円。高いなー、と感じた方はよりコンパクトな「Mini Boom」(実勢価格9200円)をチェックしてください。コイツも4~5人くらいのパーティーであれば、全員がノレるくらいのパワーをもっていますから。

UE BOOMUltimate Ears

この記事をかいた人: 武者良太

モノ系情報をお届けしているいちライター。紙媒体ではモノマガジンなど、WEBではギズモードなどで活動中。音楽出版社のヘッドフォンブックにも参加している。