アノオト

2014.07.23

世界初!ヤマハが植物由来樹脂でできた地球に優しいリコーダーを発表

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ヤマハは、世界初となるバイオマス由来樹脂でできたソプラノリコーダーを2014年10月に発売することを発表しました。

リコーダーといえば、音も出しやすく、音程もずれにくいため、子どもたちが音楽や楽器を学ぶのにピッタリ。学習指導要領では、小学校3年生から学習することになっており、私たち日本人になじみの深い楽器ですね。

17世紀頃に起源を持つ歴史あるこの楽器ですが、今年は新たな進化の年になりそうです。

現在は、ABS樹脂製のリコーダーが多く使用されていますが、ヤマハによると、地上にある植物を原料とする生物資源から作られたバイオマス樹脂製のリコーダーは、ABS 樹脂製と比べて二酸化炭素を約20%削減可能としています。仮に全国の小学校1学年(100万人想定)がバイオマスリコーダーを採用すると、二酸化炭素の排出を約230トン抑えられるとのことです。
また、環境に優しいだけでなく、東レ開発のポリ乳酸系樹脂「エコディア®」を採用したことにより、リコーダー全体の比重がABS樹脂より若干重くなりました。これにより、木製リコーダーに近い芯のある音色や、音の鳴りやすさ、芯のあるまろやかな音色になっているそうですよ。そして、比較的出しにくいとされる高音も出やすく、今まで以上に吹きやすさも向上しています。

本体はポリ乳酸系樹脂の原料でもある、トウモロコシやサトウキビをイメージした明るいカラーとなっていますね。楽器としての進化のみならず、地球環境を考えた楽器が新しい未来を作ってくれそうです。

プレスリリース

この記事をかいた人: 林美由紀

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子はボウズ2人。